ロッテ井口監督がキャンプ初日を総括 ドラ1安田に「自分も1年目は緊張した」
「ロッテ春季キャンプ」(1日、石垣島)
ロッテ・井口資仁監督(43)が初めて指揮を執ったキャンプ初日を総括した。
キャンプ前日の1月31日に降った雨の影響もあって、室内練習場での始動となった。
今後も天候不順が続きそうで、「こればっかりは仕方ない。計算通りにはいかない」と話し、ムダのないメニューで乗り切る構えを見せた。
注目のルーキー、安田尚憲内野手(18)=履正社=の打撃に関しては、「自分も1年目は緊張しました。初めての打撃投手でタイミングが取りづらかったと思う」と思いやったが、「いい打球を打っていた。さすがの感じだった。(コーチ陣)全員の意見です」と評価し、今後について、「キャンプを見てどういう方向性にもっていくか決めたい」と育成プランをじっくりと練る方針だ。
安田は前主将でチームリーダーの鈴木と組んでキャンプ初日を終えた。
「目標のライン設定となる。(鈴木は)チームを引っ張る模範的な存在。(その存在を)見るのも大事。キャンプ中はずっと同じです」。安田にリーダーの背中を見せて学ばせる考えだ。
キャンプ全般に関しては「選手の仕上がり具合を見たかった。(野手は)いい感じで動いていた。投手陣は力強い球を投げていた」と振り返った。
FA残留した涌井は独自のペースで調整をするが、「実績のある投手。自分で思ったものがある」と信頼していた。