日本ハム・ドラフト７位・宮台康平投手（２２）＝東大＝９日、脱六法全書で野球のトレーニングに励む考えを明かした。

　プロの道に飛び込んだ以上、野球に集中する覚悟だ。この日、千葉・鎌ケ谷で新人合同自主トレがスタート。初日を終え、「プロ野球、選手になれたなあという気持ちです。プロは見られている中で、見られている中で結果を出せるように慣れていきたい」と決意表明した宮台。今季中の１軍のマウンドを目指し、学問は捨て、投手としての実力を磨くことに専念する。

　東大法学部の左腕は７日の入寮時に六法全書を持参した。プロ入り後も読むかと思いきや「あれはただのキャラというか。あれで役目は終わったので、あとは思いきっり、動いてやるだけです。野球に集中します」と、プロで大成するために学問とは決別する覚悟だ。

　司法の勉強はしないが、プロに入り筋力トレーニングの勉学に励む。今は母校の東大教授の石井直方氏の究極のトレーニングを熟読中。「トレーニングに関する本は読んだ方がいいかなと思ってて。プロ野球選手にとって、プラスになるようにと考えて、筋トレが効果的にきくかそれを選んで読んでいます」と、筋力強化に励みプロ１勝をつかむ。