日本ハム・栗山監督、故星野仙一さんの闘将魂継承誓う

 日本ハム・栗山英樹監督(56)が7日、岩見沢市内の児童養護施設訪問後、すい臓がんで死去した楽天・星野仙一球団副会長の魂を継承し、指揮する決意を明かした。

 評論家、監督として3年間ともに戦った星野氏の教えを采配に生かす。目を潤ませながら「時には怒られたが、いろんなことを教わった」と振り返った栗山監督。昨年は選手に優しく接したが、5位に低迷したこともあり、今季はV奪回へ星野流の厳しい指導で、選手を叱ることもいとわない。「本当の優しさって何だってこと。世の中の批判を受けようと、殴ってでも育てないとと、選手のために正しい選択をしていた。本当に愛情がなければ叱れない」と、鬼になる覚悟だ。

 将来的に、星野楽天で活躍した田中将大(現・ヤンキース)のようなチームを背負えるスター育成を目標に掲げる。栗山政権下では対田中は0勝13敗だった。「1回も勝てなかった。絶対的なものを見せつけられた。(優勝するために)いろんな勝ち方があると教えてもらった」。大谷にも常日頃、田中のような成績を残したら、文句を言わないと言い続けてきた栗山監督。星野氏のようにチームの優勝へと導く絶対エース、中心打者を作り上げる。

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