ロッテ・ドラ1安田が自主トレ公開、今年の1文字に「信」
ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(18)=履正社=が7日、大阪府・茨木市の履正社医療スポーツ専門学校茨木グラウンドで自主トレを公開した。
18歳とは思えぬ柔軟な思考を持っている。
正月。安田は自宅近所の神社でおみくじを引いた。その結果は「凶」だった。
「ビックリしました。(これまで凶は)あまり覚えていません」と話しながらも、こう言い切った。
「徐々に上がっていくと考えています。結果を残せばいい」
年末から年始にかけてトレーニングを積んできた。ダッシュ、キャッチボール、マシンを使っての打撃練習…動きは軽快だ。
現在の体重は97キロ。ドラフト時から2キロ増量した。
「これからも増やそうと思う。バランスよくトレーニングをして体を大きくしたい」
高校通算65本塁打を引っさげてのプロ入り。周囲の期待は高まるが、「1年間しっかり努力して早くプレーしたい」と自分の足元を見つめる。
日本ハムに入団した清宮幸太郎内野については「高校時代は意識したが、プロにはもっと上の選手がいます。あまり考えない」とサラリとかわした。
今年の1文字に『信』を掲げた。「自分の信念を持って自分を信じる」
決して焦らず、決して先走らない。「できることをやって一歩一歩を大切にしたい。3、5年先に(本塁打王の)タイトルを取るのがベストです」
いよいよ「安田物語」が幕を開ける。