楽天が3試合連続の初回先制点、2死から3連打 ソフトバンクがすぐさま逆転

1回、先制の中前適時打を放った島内=ヤフオクドーム
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 「パCSファイナルS・第3戦、ソフトバンク-楽天」(20日、ヤフオクドーム)

 公式戦3位からの下克上へ向け、ソフトバンクのアドバンテージを含め2勝1敗とリードした楽天が3試合連続で初回に先制点を挙げた。

 相手の先発・和田の前に茂木、藤田の1、2番がいずれもカウント0-2と追い込まれての凡退となったが、3番・銀次が中前打で出ると、ウィーラーも内角へのスライダーを左前に運び一、二塁。

 続く島内がフルカウントから放った打球は背走する遊撃・今宮の頭をわずかに越える中前へのタイムリーとなり1点を先制した。

 先制タイムリーの島内は「打ったのはスライダー。2アウトから連打で作ったチャンスでしたからね。追い込まれていましたけど、とにかく食らいつこうと思っていました。それにしてもいいところに落ちてくれましたね」とコメントした。

 一方、ソフトバンクはその裏、今宮の中前打から犠打バントで1死二塁として、デスパイネが右前に適時打を放ち、同点に追いついた。内川は一邪飛に倒れたが、長谷川勇が投内野安打で2死一、二塁となり、松田が左線への二塁打を放ち、逆転に成功した。

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