「パＣＳファイナルＳ・第２戦、ソフトバンク１－２楽天」（１９日、ヤフオクドーム）

　公式戦３位の楽天が第１戦に続き接戦をものにして連勝。リーグ優勝のソフトバンクのアドバンテージを含め２勝１敗とリードし、２０１０年に３位から日本一となったロッテ以来の下克上Ｖへあと２勝とした。

　初回に１死一塁から銀次の右前打と右翼手・川島の適時失策で１点を先制。１－１の七回は１死二塁から嶋のタイムリー二塁打で１点を勝ち越した。

　投げては先発の辛島が５回１／３を投げ、内川のソロアーチによる１点だけに抑える好投。その後は宋家豪、高梨、福山の中継ぎ陣が抑え、九回は松井裕が三者凡退で１点差を守り切った。

　ソフトバンクは千賀が七回途中２失点と好投も、打線は内川の２試合連続となるソロアーチのみ。再三、得点機をつかみながらも、バント失敗など拙攻で逃した。