早大が快勝!春の首位打者・加藤が今季21席目で初安打

 「東京六大学野球、早大9-2東大」(30日、神宮球場)

 早大が快勝した。

 二回に相手暴投と1番・八木健太郎外野手(4年・早実)のリーグ戦初本塁打となる左越え2ランで3点を先制。五回に4番・加藤雅樹外野手(2年・早実)の適時二塁打などで2点を加えると、六回にも3点を挙げて突き放した。

 今春リーグ首位打者の加藤は、今季21打席目にして初安打。「5試合もヒットが出なかったのは初めて」と極度の不振に苦しんでいた。この日は春の対戦で2本塁打を放った東大・宮台が相手。「いい感覚で打席に入れた」と好印象を結果につなげた。

 早実では2年後輩の清宮とともに夏の甲子園で4強入りしたスラッガー。トンネルを抜ける一打に「気持ち的には楽になった。いいきっかけになればいい」と巻き返しを誓っていた。

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