楽天、鷹と6・5差 梨田監督「初回が全て」

 「楽天1-4ソフトバンク」(20日、Koboパーク宮城)

 追いすがる鷹の姿がかすむ。打線は一回の1点のみ。深刻な打線の低迷は打開できず、首位ソフトバンクとのゲーム差は6・5に開いた。

 楽天・梨田監督は「初回が全てだった」と振り返った。一回に先発の辛島が2失点。その裏、無死二、三塁でウィーラーの三ゴロが敵失を誘い1点を返した。18日・ソフトバンク戦の四回以来、15イニングぶりの得点に沸いたが、その後の好機も生かせなかった。

 15日からの西武、ソフトバンクとの3強直接対決で、1つも勝てず6連敗。指揮官は「後半戦の一番大事なところに来ている。きょうも1点だったけど、0点に抑えれば野球は勝てるわけでね…」と唇をかんだ。22日のロッテ戦では高卒ドラ1の藤平が先発予定。「何とか若い力を借りて奮起したい」と声を張った。

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