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稲葉篤紀氏の侍ジャパン新監督就任を発表 目標は東京五輪「必ず金メダル」

侍ジャパンの監督に就任した稲葉篤紀氏=都内
熊崎勝彦会長から帽子をかぶせてもらう稲葉篤紀新監督=都内のホテル(撮影・金田祐二)
ユニホームに袖を通し笑顔の稲葉篤紀新監督=都内のホテル(撮影・金田祐二)
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 プロ、アマ合同で組織される日本野球協議会に属する「侍ジャパン強化委員会」が31日、都内で会見を開き、ヤクルト、日本ハムで活躍した稲葉篤紀氏(44)が侍ジャパン新監督に就任すると正式に発表した。背番号は「80」。契約期間は明らかにはされなかったが、2020年東京五輪を見据えている。稲葉新監督は目標を「もちろん金メダルです。必ず金メダルということを、これから代表に入る選手には伝えようと思います」と明言した。

 「このたび、野球日本代表チーム侍ジャパンの監督に就任いたしました稲葉篤紀です。よろしくお願いします」とあいさつした稲葉新監督。初采配は台湾と韓国の代表を招き、11月16日に開幕する「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(東京ドーム)となる。

 やや緊張した面持ちで、監督就任を快諾した一番の理由は東京五輪の存在だったと明かした。「国を挙げての記念すべき大会でもありますし、野球が復活するので、金メダルを取りたい」と決意を示した。選手として出場した北京五輪でメダルなしの4位に終わったことを振り返り、「もう一度リベンジしたいという思いがあって。監督という重要な立場の中で、もう一度リベンジをさせてもらえる。金メダルを取る喜びをみんなで分かち合いたいという思いで受けさせていただきました」と熱く語った。

 指導者としては侍ジャパンの小久保裕紀前監督の下で2017年WBCで打撃コーチを務めたほか、日本ハム時代に選手と兼任で打撃コーチをした経験があるが、監督歴はない。「自分自身がやっていけるのか、監督経験がありませんので、不安はありました」と本音も語りつつ、「3年後に迫るオリンピックに自分自身が何をやっていけるのかという思いが上回りましたので引き受けることにしました」と前向きだった。

 侍ジャパン強化委員会の井原敦委員長は侍ジャパンの目標を20年東京五輪の金メダルに絞り、求心力、短期決戦対応力、五輪対応力などを基準に人選を進めたと説明した。稲葉氏が北京五輪に選手として出場し、WBCに選手、コーチの両方で出場している点などから「今の国内野球を見回しても、もっとも豊富な国際大会経験を積んでこられたと言えます」と、国際大会の経験値を重視したと明かした。監督歴がないことは「これからの3年間で経験値を高めてオリンピックに臨まれると判断しております」とした。また、稲葉ジャパンをサポートする立場として、侍ジャパン強化委員会強化本部長に、侍ジャパン強化委員会副委員長の山中正竹氏が就任したことも発表された。

 稲葉氏は1994年秋のドラフト3位でヤクルト入り。プロ1年目の95年から1軍出場を果たし、チームの主力として活躍。2005年にフリーエージェント(FA)で日本ハムに移籍し、06年に日本シリーズの最高殊勲選手賞(MVP)、07年に首位打者と最多安打を獲得した。日本代表では08年の北京五輪と09、13年のWBCに出場した。

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