清宮、最後の夏が終わる…本塁打記録更新ならず 東海大菅生17年ぶり3度目夏の甲子園

決勝で敗れ唇をかむ早実・清宮幸太郎(手前は東海大菅生・松本)=神宮球場(撮影・棚橋慶太)
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 「高校野球西東京大会・決勝、東海大菅生6-2早実」(30日、神宮球場)

 東海大菅生が怪物スラッガー清宮幸太郎内野手(3年)を擁する早実を破り、17年ぶり3度目の夏の甲子園出場を果たした。清宮は最後の夏で甲子園出場を果たせなかった。高校野球の通算最多本塁打記録を更新する108号は出なかった。

 清宮が絡む守りのミスが大きく試合を分けた。1-1で迎えた五回、2死一塁から三塁へのゴロを生沼が処理したが一塁への2バウンドの送球を清宮が後逸。一気に一走が生還し勝ち越し点を挙げた。さらに、2本の適時打がでて4-1に点差が開いた。

 早実は六回に1点を挙げて追いすがったが、九回に再びミスが出た。1死一塁から、一塁へのゴロを清宮が捕球したが、ベースカバーに入る雪山との息が合わず、一塁への悪送球に。ボールがファウルグラウンドを転々とする間に一走が生還。重い1点が入った。その後、適時打も出て点差が広がった。

 清宮の打撃結果は第1打席から一ゴロ、四球、捕邪飛、右前打の3打数1安打だった。

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