大阪桐蔭・西谷監督 九回の大冠の追い上げに「勝ち上がることの難しさを感じた」

ナインから胴上げされる大阪桐蔭・西谷監督
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 「高校野球大阪大会・決勝、大阪桐蔭10-8大冠」(30日、シティ信金スタジアム)

 3年ぶり9度目の甲子園出場を決めた大阪桐蔭・西谷浩一監督(47)がほっとした表情で試合を振り返った。

 6点リードの九回にエース・徳山壮磨投手(3年)が大冠打線につかまって4点を失ったが、何とか逃げ切った。

 「大阪を勝ち上がることの難しさをあらためて感じました。(大冠は)ここというところできっちり仕留めてくる打線でした。突き放しても付いてきた。(八回に5点を)取っていけるかと思ったけど、これが大阪ですね」

 全国制覇を果たした2014年以来となる夏の甲子園では、史上初となる2度目の甲子園春夏連覇がかかる。「100年近い歴史の中で、春夏連覇を2度やった高校はない。挑戦したい気持ちはあります。夏に日本一になろうと思ってやってきた。春夏連覇がかかるこの夏はいつもより高い山ですね」と本大会へ目を向けた。

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