横浜が2年連続17度目甲子園 増田珠が大田に並ぶ大会最多タイ5号

神奈川大会を制した横浜高校=横浜スタジアム(撮影・中田匡峻)
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 「高校野球神奈川大会・決勝、横浜9-3東海大相模」(29日、横浜スタジアム)

 横浜が2年連続17度目の夏の甲子園出場を決めた。

 1-1の同点で迎えた三回1死、今秋ドラフト候補の横浜・増田珠外野手(3年)が左越えに、神奈川大会タイ記録となる1大会個人5本目の本塁打を放った。1大会個人5本塁打は、08年の東海大相模・大田泰示(現日本ハム)以来。また、増田は5回戦から4試合連続本塁打で、こちらは神奈川大会新記録となった。

 さらに、2死一塁から市村拓巳内野手(3年)が左中間に2ランで続いた。

 横浜リードで進む中、七回に2点を返され5-3と詰め寄られる。だが、その裏に山崎拳登内野手(2年)の3ランなどで9-3と突き放し、試合を決めた。

 増田は大田の記録に並んだことについては「偉大な選手なので、(自分は)全然まだまだなんですけど、少しでも近づけるように頑張りたいと思います」と声を弾ませながらも謙虚に語った。全国の舞台へ向け「甲子園でもホームランを打てるように頑張ります」と絶叫した。

 チームは大会14本塁打で、昨年の同校に並ぶ最多記録。

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