早実・清宮効果でチケット高騰か…西東京大会準決勝・決勝の前売り券が高値取引

 9日に開幕した全国高校野球選手権西東京大会の準決勝・決勝の前売り券が、チケット取引サイトに正規価格より高値で出品されていることが11日までに分かった。

 怪物スラッガー・清宮擁する早実と日大三が対戦した昨秋、今春の東京大会決勝には2万人の観衆が詰めかけた。当日券のみの販売だったため、売り場の大行列や入場時の混雑が発生。東京都高野連は今夏の東・西東京大会の準決勝以降で初めて前売り券を販売することを決め、6月24日にチケットぴあから発売された。

 11日時点で、東東京大会は準決勝で指定席の過半数の席種で残りがあるものの、早実・清宮が出場する可能性がある西東京大会の準決勝・決勝は、指定席はすべて売り切れ。内野自由席はともに残席があるものの、東西で差がある状況となっている。

 一方、大手チケット取引サイトでは、西東京大会の前売り券が高騰。決勝分では、5人1組で座席指定のファミリーシートが、定価7500円の5倍近い3万5000円で出品されている例も。まだ残席がある内野自由席も、定価800円の3倍以上の2500円で出品されている。

 東京都高野連ではチケットのプレミア化は想定しておらず、関係者は「驚いている」と困惑を隠さなかった。8日の開会式では選手宣誓を行って大きな話題となった清宮。早実が勝ち進んでフィーバーが過熱すれば、さらにチケットの値がつり上がる可能性もある。

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