巨人・陽岱鋼が移籍1号 頭部死球の恐怖心に打ち勝った!

 「交流戦、巨人8-0ロッテ」(17日、東京ドーム)

 恐怖心に打ち勝った末の、移籍1号となった。5点リードの八回。1点を追加し、なお2死一塁から巨人・陽岱鋼が右中間席へのダメ押し2ランをたたき込んだ。巨人42打席目での一撃。「最高の気持ち。気持ちよかったです」と相好を崩した。

 15日に頭部死球を受けた影響で、2試合ぶりの出場となった。三回の第2打席では腰が引けて投ゴロに倒れた。「まだ残像が残っている」と陽岱鋼。だが、その後は「何も考えないことで忘れられた」と無心で臨んだ打席で最高の結果が出た。

 高橋監督は「あそこまで飛ばせる力がある。改めていいバッターだなと思いましたね」と賛辞を送った。陽岱鋼の一発などで、打線は今季初の3戦連続2桁安打。シーズンも半ばに差し掛かり、遅ればせながら攻撃に勢いが出てきた。

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