巨人・亀井が涙のサヨナラ弾 延長十二回今季1号 「ご迷惑をおかけしました」

延長12回、逆転サヨナラ3ランを放ち、号泣しながら高橋監督に抱きつく亀井(右)=東京ドーム
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 「交流戦、巨人7-5ロッテ」(18日、東京ドーム)

 巨人・亀井善行外野手が延長十二回、サヨナラ本塁打を放った。

 3-5から1点を返してなおも1死一、二塁で、ロッテの7番手大嶺祐から右翼スタンドへ今季1号アーチを運んだ。

 マギーが3度敬遠され、2度凡退後、最後の打席で結果を出した亀井は、「最後に打てて良かった。みなさんにご迷惑をおかけしました。プロ13年間いるが、一番良かった」とお立ち台で涙を流していた。

 巨人は延長十二回、この回からマウンドに上がった5番手の森福が先頭のサントスに右線二塁打を許すと、その後1死一、三塁から代打・柿沼のスクイズで1点を勝ち越された。さらに2死満塁から高木が大嶺翔が押し出しの四球を与え、この回2点を失った。

 しかし、その裏の攻撃では、1死二塁から坂本勇が左翼フェンス直撃の適時二塁打で1点を返すと、続くマギーの敬遠で1死一、二塁とし、ここで亀井が大仕事をやってのけた。

 巨人は二回、阿部の5月16日以来となる9号ソロで1点を先制。1点リードの四回には阿部が2打席連続の10号ソロを放った。3連発のかかった六回の第3打席では、体付近の球をのけぞってよけて四球を選んだ際に右足付近を痛めて、途中交代した。

 4連敗中のロッテは3点を追う五回に井口の犠飛で1点を返し、八回に鈴木の8号2ランで同点とした。

 巨人先発・大竹寛は6回1失点。ロッテ先発・佐々木は4回3失点で降板した。

 巨人は交流戦を6勝12敗で終えた。

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