国際武道大27年ぶり4強 頭蓋骨骨折から復帰の磯網V打

7回国際武道大2死一、三塁 勝ち越しタイムリーヒットを放ち、1塁ベース上でガッツポーズをする国際武道大・磯網栄登=神宮球場(撮影・中田匡峻)
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 「全日本大学野球選手権・準々決勝、国際武道大8-2九産大」(8日、神宮球場)

 国際武道大が終盤の集中打で突き放し、27年ぶりに準決勝に進んだ。

 同点で迎えた七回に、6番・磯網栄登内野手(2年・東海大相模)の左前適時打で勝ち越し。2点リードの八回にも5安打で4点を挙げた。

 先制打も放つなど3安打の活躍だった磯網は、昨年12月の練習中に打球を左側頭部に受け、頭蓋骨骨折と診断された。5月中旬に実戦復帰を果たしたばかりだった。

 「こんなに長引くとは思わなかった」とリハビリを振り返りながらも「フォームさえしっかりしていれば打てる」とキッパリ。「DHで打たないといけないところにいるので、打ててよかった」と、復帰から1カ月足らずの全国舞台で結果を出したことを喜んだ。

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