和歌山大、全国大会初陣で勝利 国立大では2010年以来

 「全日本大学野球選手権・2回戦、和歌山大4-1岡山商大」(7日、神宮球場)

 2回戦6試合が行われ、8強が出そろった。初出場の和歌山大は初戦で岡山商大を下し、国立大としては2010年の北海道大以来の勝利を挙げた。

 大舞台でも自分たちの野球を貫いた。和歌山大が全国大会初陣で勝利。大原弘監督(52)が声をはずませた。

 「選手が思うように動いてくれて、やりたい野球ができた」

 同校は「考える野球」がモットー。選手の判断で作戦を仕掛けることが許されている。初回から持ち味が出た。先頭・田淵公一郎外野手(2年・鳥羽)が四球で出塁し、2球目にノーサインで二盗。遊ゴロで三進すると、三ゴロで生還して無安打で先制点を奪った。

 大原監督は「手堅くいきたくなる場面で、自分たちの野球を選択した。ナイスジャッジだった。得意の(内野)ゴロで点を取れましたしね」。いつものパターンで先制してリズムをつかむと、勝利まで突っ走った。

 準々決勝は上武大戦。国立大として初の4強進出を目指す。

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