由伸巨人11年ぶり9連敗…過去4度いずれもV逸

 「交流戦、巨人4-5オリックス」(3日、東京ドーム)

 長いトンネルを抜け出せない。巨人は初回の4失点が響き、75年の球団ワースト11連敗もすぐそこに迫る9連敗。過去4度しかない連敗で、いずれもその年は優勝を逃している。G党のため息が充満する中、ベンチ裏に引き揚げてきた高橋監督は「序盤の失点がきつかった」と唇をかんだ。

 今回の連敗中7試合目の先制点献上が尾を引いた。今季初めて中5日で先発した田口は初回に内野ゴロで先制を許すと、2死一、三塁からT-岡田に3ランを被弾。二回以降は粘ったが、5回5失点で降板し「初回は内野ゴロの1点で抑えられれば…」と肩を落とした。

 序盤のビハインドを受け、指揮官は早くからタクトを振ったが、勝利までには結び付けられなかった。三回、捕手・小林の第1打席で相川を代打に送った。「ここ数試合の点の取られ方もあったので。(打率・167で)打てないなら守らなくちゃいけない」と苦言を呈した。小林も「悔しいですけど、序盤にあれだけ点を取られて、打ててないのも現実」と厳しい表情を浮かべた。

 3試合連続1点差と僅差の敗戦が続く。指揮官は「粘り強く、今日みたいに何とかチャンスを作って生かすしかない」と声を絞り出した。借金も由伸巨人ワーストの6。厳しい数字が日に日に並ぶ中、何とかチーム一丸となって現状を打破しないといけない。

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