巨人、中継ぎ陣テコ入れ 森福&桜井昇格へ 降格は乾と中川
巨人が13、14日の広島戦大敗を受け、中継ぎ陣のテコ入れを図る。15日、乾と中川の両左腕が出場選手登録抹消。ソフトバンクからFA加入した森福と昨年のドラフト1位・桜井が昇格する。尾花投手コーチは「抑えてくれることを期待してます」と力を込めた。
13、14日の広島戦では計19失点中、2番手以降の投手が七回以降で計11失点。2試合ともビハインド時に先発が降板したが、中継ぎ陣がさらに相手を乗せてしまった。
そこで森福と桜井に白羽の矢が立った。森福は4月24日に不振で2軍降格。イースタン・リーグでは7試合で2勝0敗1S、防御率0・00と結果を残した。本来先発の桜井も今月はイースタンで救援登板しており、まずは中継ぎ待機が有力だ。
セットアッパーとして期待されて入団した森福に、同コーチは「彼が持っているものを出してくれれば」と話す。勝ちパターンのマシソン、カミネロにつなぐ「七回の男」も不在のままの中継ぎ陣。今回のテコ入れで、不安脱却を目指す。