中日 遠い1勝…2年ぶり屈辱 森監督「3つ負けるってことは考えたくなかった」
「巨人6-3中日」(2日、東京ドーム)
1勝が遠い。新生中日が2試合連続の逆転負けを喫し、2年ぶりの開幕3連敗スタート。「3つ負けるってことは考えたくなかったが、現に起きている」。想定外の幕開けにも森監督は淡々と事実を受け止めた。序盤は完全にペースを握った。ビシエドの先制打とゲレーロの一発で2点をリード。それでも白星は逃げていく。阿部を中心とした巨人打線に圧力をかけられると、押し返すことができない。3試合、同じような雰囲気が続いた。
ただ、まだ始まったばかりでもある。4日からはナゴヤドームで広島との3連戦。「これで本拠地に帰れるから」と指揮官。気持ちを切り替え、もう一度開幕のつもりで臨むしかない。