“サヨナラ慎ちゃん”健在!巨人・阿部のサヨナラ逆転3ランで連勝
「巨人4-2中日」(1日、東京ドーム)
巨人が阿部慎之助内野手のサヨナラ逆転3ランで開幕連勝を飾った。
1点を追う九回2死一、二塁から中日・田島の3球目を大歓声の待つ左翼スタンドに運んだ。開幕戦で今季プロ野球1号を放った阿部は連日の本塁打。
試合は中日が先制。三回に先発のバルデスが自らのバットで右翼席に先制1号ソロを打ち、五回に藤井、堂上の連続長短打で1点を追加した。巨人は七回に阿部が押し出しの四球を選び、1点差で最終回を迎えていた。
自身7本目となるサヨナラ本塁打の阿部はお立ち台で「最高でーす」を3度繰り返した。劇的な場面を振り返り、「チャンスで回ってくると信じていました。(大歓声は)覚えていません」と興奮気味に答えた。開幕連勝に貢献し「本当にいいスタートになりましたが、まだ先はたくさんある。また勝利の1本を打てるように集中力を高めていきます」と力を込めた。
昨季10勝を挙げた先発・田口は5回2失点で降板した。プロ初登板となったドラフト3位・谷岡は七回の1死満塁を切り抜けるなど2回無失点だった。




