OP戦最下位の巨人、12球団唯一のチーム打率が1割台 連覇目指す広島も打線低調
オープン戦の全日程が終了し、ロッテが13勝2敗3分け、勝率・867で2位以下を大きく引き離し“優勝”した。最下位は巨人。昨年日本一に輝いた日本ハムは6位で、25年ぶりにセ・リーグを制し連覇を狙う広島は11位に沈んだ。
“優勝”したロッテは、チーム防御率が12球団で唯一1点台(1・46)と、投手陣の踏ん張りが大きな原動力となった。
WBCで菅野、小林、坂本勇を欠いた巨人は投打ともに振るわず、チーム防御率は4・27と11位、チーム打率は12球団で唯一の1割台のチーム打率・196だった。
巨人がオープン戦で最下位になるのは2008年以来9年ぶり。ただ、08年はシーズンで優勝している。
広島はチーム防御率2・84と、投手陣は踏ん張ったが、25日・ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)でノーヒットノーランを喫するなど、チーム打率・217が低迷の原因となった。WBCに出場した昨年のレギュラー田中、菊池、鈴木がいなかったことも大きい。
オープン戦の結果とシーズンの結果は結びつくか?今月31日、セパ同時開幕する。
オープン戦順位は以下の通り。
◇ ◇
(1)ロッテ
(2)ソフトバンク
(3)オリックス
(4)阪神
(5)西武
(6)日本ハム
(7)ヤクルト
(8)楽天
(9)中日
(9)DeNA
(11)広島
(12)巨人