智弁学園、連覇かなわず…強力打線奮わず4安打1得点

 「選抜高校野球・2回戦、盛岡大付5-1智弁学園」(25日、甲子園球場)

 春連覇を目指した智弁学園(奈良)は、盛岡大付(岩手)に敗れた。

 早すぎる終幕だった。「どんな相手でも5、6点取る」ことを目指した強力打線が、わずか4安打1得点。智弁学園の連覇の夢は2回戦でついえた。

 昨春Vメンバーの1番・福元悠真主将(3年)は「自分たちの攻撃ができなかった」と悔やむ。相手左腕・三浦瑞のチェンジアップに手を焼き、好投のエース・松本竜也投手(3年)を援護できなかった。自身は今大会2試合で6打数1安打。「自分がもっと打っていれば楽に試合ができた」と責任を背負った。

 プロ注目の4番・太田英毅内野手(3年)も、九回無死満塁のチャンスで空振り三振に終わり「4番らしい打撃ができなかった」と唇をかんだ。「能力は昨年より上だが、一体感が足りない」と小坂将商監督(39)。敗戦を教訓に、夏の優勝旗に向かって再出発する。

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