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智弁学園 連覇へ完封発進 松本3安打12奪三振

完封勝利を挙げ、ガッツポーズしながら雄たけびを上げる松本 
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 「選抜高校野球・1回戦、熊本工0-9智弁学園」(19日、甲子園球場)

 昨年覇者の智弁学園(奈良)が熊本工(熊本)を9-0で下し、連覇へ好スタートを切った。MAX146キロのエース右腕・松本竜也投手(3年)が3安打完封。先輩エースから学んだ「笑顔」で12奪三振の快投を披露した。

 先輩のように笑顔で投げ続けた。春連覇を狙う智弁学園のエース・松本が3安打完封。重い球質の直球と得意のフォークがさえ渡り、熊本工打線から12三振を奪った。

 「思った以上にいい投球ができた。公式戦で完封は初めて。楽しめました」

 全国制覇した昨春もベンチ入りした松本。だが、絶対的エース・村上頌樹投手(東洋大)の陰に隠れて登板機会はなかった。“スマイル王子”と呼ばれた村上は5試合を1人で投げ抜き、わずか2失点。マウンド上で笑顔を絶やさず頂点に立った姿を見て「どんな状況でも笑顔で楽しむことが大事だと学んだ」と松本は振り返る。

 この日は甲子園初登板を前に極度に緊張。試合前に仲間から「全然笑ってないぞ」と指摘され、「笑顔」を思い出した。肩の力を抜き、仲間に明るく声をかけながら、相手に三塁を踏ませない快投を演じた。

 年明け早々の練習で右膝を負傷。2月中旬までブルペンに入れず、練習試合も2試合しか登板できなかった。急ピッチで仕上げて乗り込んだ甲子園。調整不足の不安を一掃する130球だった。

 昨春の村上と同じく、「開幕日」に「完封一番乗り」でのスタートだ。連覇への道は遠く険しいが「苦しくても笑顔で投げたい」。エースが頼もしい一歩を踏み出した。

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