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侍・小久保監督、エースと心中!!準決勝先発、キューバ戦4失点の菅野に託す

 WBC準決勝での先発が濃厚となった菅野
 決勝ラウンドに向けてアメリカに出発する小久保監督(撮影・堀内翔)
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 大一番をエースに託す。第4回WBC日本代表「侍ジャパン」の小久保裕紀監督(45)が16日、準決勝、決勝の舞台である米国入りを前に都内のホテルで取材に応じ、準決勝での勝利を優先して先発投手を決めることを示唆。準決勝は菅野智之投手(27)の先発が濃厚となり、エース右腕で世界一奪還への最難関を突破する。チームはこの日、米国へ出発した。

 激戦、激戦の連続で、並み居る強国を倒して6戦全勝での準決勝進出を決めた侍ジャパン。ただ、一夜明けの小久保監督は「ゆっくり寝られるかなと思ったんですけど、眠りは浅かったです」と苦笑い。その理由を「次の準決勝に向けて、それで頭がいっぱいです」と明かした。

 「どんな大会でも、準決勝が非常に難しい」と話す小久保監督。数々の苦い経験を積んできた。青学大時代に出場した92年バルセロナ五輪は準決勝・台湾戦で敗れて銅メダル。監督で臨んだ一昨年11月のプレミア12も、6戦全勝で進んだ準決勝・韓国戦で敗れた。

 世界一-。その頂に到達するために、いつも眼前に立ちふさがるのは“準決勝の壁”。準決勝以降の先発について「向こうでしっかり、もう伝えようと思います」と指揮官。最有力となってくるのが、エース・菅野だ。

 14日の2次リーグ・キューバ戦では4回4失点と不調。ただ、小久保監督も「ものが違う」と評してきたように、エースとしての信頼感に揺らぎはない。

 米国での2次リーグF組が終わっていないため準決勝の相手は決まっていない状況だ。しかし指揮官は相手の国ではなく、「準決勝がまずすべてと思って、すべての策を練ろうと思います」と“鬼門突破”に全力を注ぐことを誓った。

 そのために、選手の調整を最優先させる。前回大会までのWBCでは恒例となっていた米国での決起集会について「その時間は今回は取らない。体調管理を優先して良いコンディションに持っていくために」と説明した。

 現地16日の米国到着後から希望練習を行って体を動かし、時差などの影響を緩和させる。そして同18日にカブス、19日にドジャースと予定されている練習試合も「そこは本人の調整を優先」とした。

 万難を排して迎える大一番。最後に必要なのは侍の心だ。「出てくる国は全員バリバリのメジャーリーガーたち。あとは球場の雰囲気にのまれないこと。より強い結束力を持っていかないと」。信念を貫き、今度こそ勝利の女神を振り向かせる。

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