侍・藤浪「うれしい」3・5オリ沢田と大阪桐蔭同級生対決

 WBC日本代表の藤浪晋太郎投手(22)=阪神=が28日、オリックスのドラフト8位・沢田(立大)との対戦を喜んだ。藤浪は5日の強化試合・オリックス戦(京セラドーム大阪)に先発する予定で、大阪桐蔭時代に二枚看板として春夏連覇を達成した沢田も2番手以降で登板予定。同級生対決を刺激にし、7日の本戦開幕に備える。

 本戦開幕に向けた厳しい戦いが続く中でも、同級生の名前を聞けば自然と表情が緩んだ。藤浪と沢田。甲子園で春夏連覇を達成した二枚看板が、5日の強化試合で久々に再会する。大阪桐蔭でしのぎを削ったその戦友から直接連絡があったことを、藤浪が明かした。

 「連絡がありました。うれしいですね、やっぱり」。沢田は昨年度ドラフト8位でオリックス入団。キャンプ途中からの1軍昇格で、「レベルが違い過ぎる」と謙虚に話す。だが、藤浪は言う。「自分としてはアイツが1軍にいることに、全く驚いてはないです」。誇張や気を使った訳でもなく、誰よりもその実力を知っている。

 「原点能力が高い投手。安藤さんがかぶるんですよね。内、外にしっかり投げ分ける。高校時代は自分なんかより、考えて練習していましたから」。意識するライバルがいたから、成長できたという思いが強い。プロとして5年ぶりに同じ舞台に立つ。世界一を誓う大会を目前に、これ以上ない刺激となる。

 1日の台湾プロ選抜戦は中継ぎ待機するが、この日の藤浪はポール間走など先発を意識した調整。2月26日にはブルペンで167球を投げたが「疲れ?全然です。キャッチボールの延長。腕も振ってないので」と平然とした表情。同級生との再会を心待ちに、登板に向けた準備を進める。

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