鷹ドラ1正義にロッテ警戒 開幕カード「入ってくる可能性ある」
「ソフトバンク春季キャンプ」(5日、宮崎)
ソフトバンクのドラフト1位・田中正義投手(22)=創価大=が、ブルペンでの目慣らしで打席に入った内川、松田の侍コンビを驚嘆させた。
ゆったりとしたフォームから投げ込まれたストレートは迫力十分だ。14球目から打席に入った内川が、内寄りの真っすぐを思わず「ナイスボール!!」と称えたほど。松田は「球の質とか雰囲気とかオリックスの平野に似ている」と明かした。
プロ入り最多の85球で第1クールを締めくくった田中は「まだブルペンですから。バッター相手に投げてみないと…」と冷静だったが、周囲は抜群の球威にくぎ付け。今季開幕カードの相手、ロッテの高木スコアラーは「(開幕カードの)競争に入ってくる可能性は十分にある。これから実戦などで見ていきたい」と警戒感を強めた。