張本氏、大谷故障の原因は二刀流と言及「走り込み不足になる」

 野球解説者の張本勲氏が5日、レギュラーコメンテーターを務めるTBSテレビ「サンデーモーニング」(日曜、前8時)の人気コーナー「御意見番スポーツ」で、右足首の負傷により、第4回ワールドベースボールクラシック(WBC)に出場する日本代表「侍ジャパン」のメンバーを外れた日本ハム・大谷翔平投手について、「だから心配したことが起きたでしょ」と以前より反対していた投手と打者の二刀流がケガの原因だったと主張した。

 張本氏は、「前から私が言ってるでしょ、ケガが心配だと…両方やると…片一方やってもね心配なのに。両方やったら、結果的に言えば走り込み不足ですよ。必ず練習不足になりますから」と言及。続けて打者としての経験から「片一方でね、バッターでもね、倒れるくらい踏み込んでも打てないんだから、それを両方やるというのは難しいよ」と語った。

 番組では昨年の日本シリーズで大谷が右足首を負傷したとされる、一塁へ駆け込んだ際にバランスを崩したシーンをVTR放送。張本氏は大谷の故障箇所を示す、足首後部にある三角骨の図を見ながら、手術の必要性も懸念。「走り込み不足だから心配していたことが起きましたね」と繰り返し、「大事に至らなければいいけどね」と表情を曇らせながら語った。

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