ビートたけしが４日、ＴＢＳ系「新・情報７ｄａｙｓニュースキャスター」に出演し、３月開催の第４回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）が同局系で放送されることから、番組側から「くれぐれも大したことないとか言わないで」とクギを刺されていたことを明かした。しかし、たけしはうっかり発言してしまい、「ああ、ごめんごめん」と謝罪した。

　番組ではＷＢＣに日本ハムの大谷翔平が出場しないと決めたことを取り上げた。たけしは「先が長いんだから無理することはないよ。まだ２２歳だろ。これでなんかあって後で失敗したらどうするんだよ」と大谷の決断を支持した。

　安住紳一郎アナウンサーが「期待していた人には残念」などと話すと、たけしは「メジャーリーグだって大したのは出ないんでしょ」と応じた。ここで安住アナは「いえいえいえ」とあわてたように笑いながら否定。「今回はけっこう力の入ったメンバーが出ます」などと話した。そのまま続けて安住アナは「私の歯切れがちょっと悪いのは…ＷＢＣをＴＢＳ系列でお送りするということになっておりますので」と明かすとスタジオでは爆笑が起こった。

　たけしは「ああ、ごめんごめん」と謝罪し、「番組の前にくれぐれも言わないでくれってプロデューサーからクギを刺されてた。大したことねえとか言わないでくれと」と話し、「見た方がいいですよ。もしかしたら急に左で投げるかもしれない」と左手で投げるしぐさ。安住アナは「過剰なフォローは逆効果です」とツッコみ、たけしは苦笑いを浮かべた。