宇部商元主砲の藤井進氏が死去、49歳 KKコンビと激闘繰り広げ…

 85年夏の甲子園で宇部商の主砲として準優勝に貢献した藤井進氏が、26日に神奈川県内で脳内出血のため死去したことが27日、わかった。49歳。

 山口県宇部市出身。宇部商では強打の外野手として、3年時の85年に春夏連続で甲子園出場。夏は3回戦から準決勝まで3試合連続の4本塁打を放った。大会14打点は当時の新記録。決勝ではPL学園にサヨナラ負けを喫し、惜しくも涙をのんだが、清原、桑田の“KKコンビ”を擁したライバルと激闘を演じた。卒業後は青山学院大でプレーした。

 通夜は29日午後6時から、告別式は30日午後0時30分から、いずれも神奈川県川崎市中原区上丸子八幡町1522「大楽院」で。喪主は母・菊枝さん。

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