ロッテ佐々木、自主トレ初日にキャンプ1軍帯同の吉報届く

ZOZOマリンでの新人合同自主トレに臨んだロッテのドラ1・佐々木千隼投手(右)、左は同7位の宗接捕手
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 ロッテのドラフト1位・佐々木千隼投手(22)=桜美林大=ら9選手が10日、ZOZOマリンスタジアムで自主トレを公開した。視察に訪れた伊東勤監督は、「大学、社会人は(キャンプで)1軍帯同で」と明言した。

 自主トレを終えた佐々木はケロリとしていた。「ガチガチの緊張はなかったけど、いい緊張がありました」

 午前11時からの新人合同自主トレは約2時間半に及んだ。ランニング、キャッチボール、ノック、そして球場半周の約1000段となる階段上り下りのメニューが続いた。

 9人中で7位となった階段の昇降には、「きつかった」と苦笑いを浮かべたが、「いつも通りに(練習が)できたと思います」とプロ初日の練習を振り返った。

 学ぶべきは学ぶ。キャッチボールの相手はドラ5の社会人出身・有吉だったが、「丁寧でした。そういう意識でやっているんだな」とチェックした。本人は「バランスを考えて投げた」という。

 伊東監督は大学・社会人出身の即戦力候補のキャンプ1軍帯同を明かした。「スタートラインに並べなかったら、マイナスのスタートとなる。ケガをしないように」と新人選手たちに訓示した。

 もちろん、佐々木は分かっている。「オーバーペースにならないようにしたい。痛くなる前にブレーキをかけます。ケガをしないようにやっていきます」。自分のペースで体を仕上げながら、自主トレ中にもブルペンに入る構えでいる。

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