日本ハム高梨が新人王を視界に捉える10勝目 首位との差は0・5のまま

6回1失点で10勝目を挙げた日本ハム・高梨=札幌ドーム
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 「日本ハム4-2ロッテ」(18日、札幌ドーム)

 日本ハムの3年目右腕、高梨裕稔投手が6回を3安打1失点で、自身初となる2桁10勝目を挙げ、新人王を視界に捉えた。

 初回に1点を失ったが「取られても、取り返してくれますし、粘り強く投げていこうと思いました」と二回以降は降板した六回までスコアボードに0を並べた。

 最近3試合は連続4失点も、打線の援護に恵まれていたこともあり、お立ち台では先発投手の責務を果たして満面の笑み。「最近、ここ3試合、チームに迷惑をかける投球だったので何とか貢献できる投球がしたいとマウンドに上がりました」と振り返った。

 新人王をグッと引き寄せる2桁勝利には、「まずはチームの優勝。優勝だけを見て投げていきたい」と頼もしかった。

 打線は三回1死一、二塁から大谷の右前適時打で勝ち越し。四回にはレアードが、本塁打トップの37号左越えソロで突き放した。

 首位のソフトバンクも勝ったため、その差は0・5ゲームのまま。両チームは21日から直接対決2連戦が控えている。

 ロッテは先発涌井が7回9安打4失点で降板。11勝目を逃した。

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