楽天5割復帰3位 立役者は33歳川本
「西武7-8楽天」(22日、西武プリンスドーム)
楽天が執念でルーズベルトゲームを制した。2点ビハインドの九回。33歳の苦労人・川本が、土壇場から逆転勝利を呼び込んだ。これで勝率5割復帰。単独3位に浮上した。
1点差とし、なおも1死満塁。打席には昨季限りでロッテを戦力外となり、テスト入団した川本。「打った瞬間、やばいと思った」。だが、併殺コースに見えた三ゴロを鬼崎が悪送球して同点。「一生懸命走れば、ゲッツーだけは避けられると思った。何でもいいから自分が打って追いつければいいと思った」。がむしゃらなベテランの思いは実り、その後の勝ち越しを導いた。
17日に1軍昇格し、この日が移籍後初出場だった。助っ人ゴームズが打撃不振で2軍降格。六回、左腕・武隈の登場で、代打で出番が巡ってきた川本は、同点打で試合を振り出しに戻した。ラッキーボーイの予感は、この時から漂っていた。
ヤクルト、ロッテと渡り歩き3球団目。「自分は一度死んだ身なので…」。ロッテ時代の14年8月6日・楽天戦以来のヒーローインタビューに、ほおを緩ませた。いぶし銀の新戦力が運んできたドラマチックな白星に、梨田監督は「どっちに転んでもおかしくないゲームで、川本が盛り上げてくれた」と顔を上気させた。





