日本ハム・栗山英樹監督（５４）が１３日、北海道栗山町で取材に応じ、アリゾナキャンプ期間中（２月１日～１５日）に大谷ら１軍選手に全米人気スポーツ観戦を推奨した。「アメリカに行くんだからチャンスだと思う。見て刺激にもなるはず」と話した。

　キャンプ休日の同５日には、ＮＢＡの地元サンズがフェニックスで試合を開催。７日にはＮＦＬスーパーボウルも開催され、全米にテレビ中継される。競技は違うが、一流選手の雰囲気を感じ取ってほしいと訴えた。

　栗山監督自身も５日には、ヤクルトでの現役時代にキャンプを行った同州のユマを訪問するプランを立てている。「若いころ必死にやっていた感じを取り戻したい。原点に立ち返りたい」。プロ野球人としての基礎を築いた場所を訪れ、ペナントを勝ち抜く力にする。