ソフトバンクのドラフト１位・高橋純平投手（１８）＝県岐阜商＝が７日、驚きの逸品とともに西戸崎合宿所に入寮した。それは６日に母校野球部の指導者から贈られた、工藤公康監督（５２）の博多人形。福岡ダイエー時代に制作されたものだった。

　合宿所に姿を見せた高橋がある箱を取り出した。その中には手のひらに載るほどの人形が収まっていた。懐かしい「ＦＤＨ」のユニホームを着た、「工藤公康」だ。

　母校野球部の太田郁夫投手コーチが以前購入し、自宅に保管していたという。それをプレゼントされたドラ１右腕は「こんなものがあるなんて知らなかった。『これを持っていって、次は自分の人形ができるように』と言っていただいたし、そうなりたい」と誓った。