楽天の牧田和久投手（３６）が２２日、楽天生命パーク宮城で自主トレを公開した。１月上旬にはソフトバンク・高橋礼、西武・与座のアンダースロートリオで自主トレを敢行。「お互いに意見を交換、共有できて非常に楽しかった」。将来的にはオリックス・中川颯、阪神・青柳を加えた“サブマリンズ”結成にも意欲を見せた。

　「青柳くんは自分から見てサイド気味なのかなって感じがする」と笑った牧田だが、「切磋琢磨（せっさたくま）して球界を盛り上げていけるんじゃないかなと思うので、機会があればやってみたいと思います」と参加を歓迎した。

　今回のトレーニングでも同じ投げ方の投手が集まって練習をするメリットを実感。自身は高橋礼のシンカーを参考にして、直球との球速差を少なくし、縦に落とす改良を重ねている。

　球界では「絶滅危惧種」と言われる下手投げ投手たち。その結束力は強い。