オリ・ドラ8小田プロ1号が千金決勝弾

 「ソフトバンク2-3オリックス」(12日、ヤフオク)

 値千金の決勝弾が、オリックスのドラフト8位・小田の放ったプロ1号だ。

 同点の三回、先頭で打席に入ると、中田の141キロ直球をバックスクリーン左へ。「会心の当たりだったんですが、入ると思わなかった。外野の頭を越えてくれ、と思って走った」と振り返った。

 172センチ、75キロの小柄な体。足と守備がセールスポイントだが、前日は3安打を放つなど、5試合連続安打と打撃も好調だ。「初対戦の投手が相手なので、ボールを見過ぎず初球から打つ気でいっている」という積極性が結果を生んでいる。

 熊本県出身。地元・九州で初のヒーローインタビューを終え「ホームランボールは実家へ送ります」と、さわやかな笑顔をのぞかせた。

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