ソフトバンク鉄壁救援陣まさかの崩壊

 「日本ハム6-5ソフトバンク」(22日、札幌ド)

 鉄壁だったソフトバンクの救援陣が崩れた。5-3の八回にプロ野球新記録の18連続ホールドまであと「1」に迫っていたバリオスが中田に痛恨の同点2ランを献上。九回には森福がサヨナラの適時二塁打を浴びた。首位攻防戦の初戦を落として2位に後退し、工藤監督は「いつか(記録は)途切れる。それがきょうだっただけ」と受け止めた。

 大谷を相手に出塁も難しい状況が続いたが、七回に訪れた好機にたたみかけた。球がばらつき始めた右腕から代打の吉村が2点打。さらに暴投で同点に追いつくと中村晃も2点打を放ち、大谷を降板に追いやった。

 これで完全な勝ちパターンに持ち込んだはずだったが…。今季はリードしていれば16戦16勝だった。それを支えた強力な中継ぎが打たれての敗戦。手痛い黒星となった。

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