原監督ポレダにホレた!マイコラス乱調

 「オープン戦、巨人2-4ヤクルト」(1日、東京ド)

 持ち味を存分に発揮した。新助っ人の巨人・ポレダが、2回無安打無失点の好投。本拠地初登板を上々の内容で飾り「ストライク先行で抑えることができた。(東京ドームは)理想的なマウンドで投げやすかった」と、穏やかな笑みを浮かべた。

 198センチの大型左腕が、燕打線を力でねじ伏せた。一回は山田、二回は飯原のバットをへし折り、「真っすぐで内角を責めるのは自分のスタイルなんだ」とニヤリ。持ち球のチェンジアップやカットボールは多投せず、手の内は隠したまま降板した。原監督も「攻めの投球ができる。背が大きくて制球がどうかと思ったけど、一番いいね」とうなずいた。

 一方、2番手で登板したマイコラスは2イニング目の四回に制球が乱れ、2四球が絡んで2失点。これで実戦では3戦連続の失点となり、新助っ人の明暗が分かれた。順調にいけば菅野、内海、杉内、大竹の4投手は開幕ローテ入りが有力。残り2枠を両助っ人、西村、小山らで争っているが、ポレダが一歩リードした。

 降板後もブルペンで100球以上を投げ込み、課題のスタミナ面を強化。評価上昇中の助っ人は「変化球もゲームの中でどんどん投げていくよ」と、次回登板を見据えた。

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