G沢村“鬼の守護神”へ第一歩の快投

 「オープン戦、巨人4-2広島」(21日、沖セル)

 鬼の守護神になる。巨人・沢村が九回に登板し、3者凡退に抑えてプロ初“セーブ”を挙げた。今季の守護神候補として期待されている右腕は、直球主体の投球で、危なげなく試合を締めくくった。

 堂林をこの日最速の150キロ直球で二ゴロとすると、磯村は143キロのスプリットで空振り三振。最後は下水流をこの日2度目の150キロで右飛に仕留めた。この日9球のうち、8球が直球と力で押した。「ブルペンでは良くなかった」と振り返ったが、文句ない結果を残した。

 今季から本格的にリリーフに転向。新しい巨人の抑えに挑戦する。チームの勝利を決定づける最後の投手。「締めた時にいるのはうれしいです」と語り「興奮ではないけど、快感ではあります」とその心境を表現した。

 試合後、ロッカールーム付近で取材を受けていると、原監督から「いいね拓一くん!鬼となってるね!」と声をかけられ照れ笑い。沢村が、新守護神としての第一歩を踏み出した。

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