島袋で中大V残った!今季初先発で復活

 「東都大学野球、中大10-5青学大」(16日、神宮)

 中大が先勝し、優勝に望みをつないだ。今秋ドラフト候補左腕の島袋洋奨投手(4年・興南)が今季初先発。6回8安打4失点で、約1年ぶりの白星を挙げた。首位の駒大が拓大に敗れ、17日の優勝決定はなくなった。

 最高のタイミングで、島袋が復活星をつかんだ。昨年10月18日の駒大戦以来の勝利。「遠ざかっていたので、素直にうれしい」。笑顔がない分、言葉に実感がこもった。

 敗れれば、駒大の優勝に王手がかかる一戦で今季初先発を任され「投げたいなと。前向きなことしか考えていなかった」と燃えた。初回、3四死球に暴投で同点とされたものの徐々に立ち直り、直球は144キロを計測。打線の援護にも守られ、4失点でしのいだ。

 今春から制球難に苦しんだが、体幹を意識するフォーム修正で復調の兆しを見せている。ドラフトまであと6日。「少しは気になるが、まずは優勝を目指したい」。10年ぶりの栄冠を狙うチームに、主将が白星で勢いをつけた。

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