甲子園大会に春夏合わせて6度出場している済美(愛媛)は13日、今月2日に亡くなった上甲正典監督(享年67)の後任に、同校保健体育科教諭の乗松征記氏(47)が就任したと発表した。
乗松氏は松山商OBで、1984年には主将として春夏連続甲子園出場。済美では昨年6月まで21年間、女子ソフトボール部監督を務めた。野球部は部内いじめで1年間の対外試合禁止処分が下ったばかり。乗松氏は会見で「部員の心のケアから始め、済美野球部を立て直したい」と語った。また野球部部長には同校副校長の末広久行氏(65)が就任した。