西武借金15…初先発藤原4失点KO

 「交流戦、広島6-2西武」(26日、三次)

 あらゆる手をつくしても、苦手の鯉に勝てなかった。西武は7年目の藤原、ドラフト6位・岡田(大阪ガス)の「プロ初先発バッテリー」を抜てきしたが、継投失敗が響き、広島戦は2012年から7連敗。今季ワーストの借金15で、リーグ、交流戦とも単独最下位だ。

 今季中継ぎで6試合無失点と実績を積み、谷間の先発を勝ち取った藤原は粘った。初回に4連打で2点を失ったが、二回から五回までは無失点。しかし2‐2の六回に2死一、三塁のピンチで降板すると、代わったウィリアムスが、最初の打者・丸に3ランを浴びて万事休す。藤原にはプロ初黒星がついた。

 またしても競り負け、伊原監督は「それ(接戦での弱さ)を抜け出せないから低迷している」とため息をついた。

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