ソフトBスタン、得意の鯉斬り4勝目

 「交流戦、ソフトバンク6-3広島」(20日、ヤフオク)

 ソフトバンク・スタンリッジが、交流戦開幕戦を勝利で飾った。八回途中まで投げて7安打3失点。広島には、対戦した12球団で最多の11勝目を手にした。

 「(広島の)選手のことは知っているから、気持ちに余裕があった。誰がきても自分の投球ができた」。

 昨季まで阪神に4年在籍した経験値をフル活用。「キーになる選手だった」という主砲・エルドレッドも4打席続けて仕事をさせなかった。

 今季4勝2敗で防御率2・60。右膝を痛めた寺原、右肩筋疲労の摂津に続き、右肘を痛めたウルフと先発陣に離脱者が続く中で安定感が光る。

 「(離脱者みんなの)代わりはできないけど、強い気持ちでやりたい」。ウイニングボールは74歳の誕生日を迎えた王球団会長に祝福の言葉とともに手渡した。

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