竜の谷繁兼任監督“後継者”に英才教育
「中日春季キャンプ」(1日、北谷)
就任1年目の中日・谷繁元信選手兼任監督(43)は1日、初日に選手としてフルメニューをこなすとともに、後継者探しに動きだした。1軍キャンプに抜てきしたドラフト3位の桂衣央利捕手(22)=大商大=をキャッチボール相手に指名。ブルペンでは、手本として捕球技術を披露した。
「1軍捕手は4人で、松井雅も田中も一緒にやってたし、見てないのは桂くらいだったからね」。兼任監督による英才教育は、ブルペンに場所を移しても続いた。
もちろん、自身は通常メニューを黙々とこなし、「やれることはしっかりできたよ」と、グラウンド10周の3キロ走も元気に完走。新体制のキャンプ初日は、予想通り全選手が北谷球場を後にしたのは午後7時という練習漬けの1日となった。