中日ゴメス驚弾も戦力としては不明
中日のアレクシス・ゴメス外野手(35)、アンダーソン・エルナンデス(31)ら新外国人4選手と来日2年目のエクトル・ルナ内野手(33)ら2選手が29日、北谷球場、読谷球場で来日初練習した。
戦力になるかは分からないが、間違いなく新たな見せ物にはなる。時差ボケもあってバットを持つのも約2週間ぶり。それでもゴメスの打球はピンポン球のように飛んだ。来日初のフリー打撃で柵越え弾を量産だ。
41スイングで14柵越え。「きょうの力は50%か60%。まだまだこんなもんじゃないよ。キャンプは長いからエネルギーをセーブしたよ。ただ、日本のボールがいいのか、状態がいいのか、自分でも驚くほど飛んだね」
ニヤリと笑ったドミニカンだが、周囲は度肝を抜かれた格好だ。
森ヘッドも「もともと獲る予定じゃなかった。(年俸も)1000万円だしな」とアテにはしていない。現時点では開幕4番どころか開幕2軍だってある。ただ、平田や和田たちをやる気にさせるパワーの持ち主であることは確かだ。