右肩痛からの復活を目指す中日・浅尾拓也投手（２９）が２８日、数日前まで滞在していた鳥取のトレーニング研究施設「ワールドウィング」で、フォーム改造に着手していたことを明かした。

　この日は、キャンプ地の沖縄・北谷球場で行われた合同自主トレに合流。変更点はワールドウィングに通う岩瀬や朝倉と同じ。右手甲を内側に向けたまま肩を回し、肩甲骨を使って投げる点にある。

　すでにブルペン投球で感触を確かめており「去年より、捕手の手元でボールが伸びているのが自分でも分かりました」と手応え十分だ。

　開幕まで２カ月。キャンプで新フォームを固めて、３月２８日の開幕戦、広島戦（ナゴヤドーム）を目指す。