楽天のドラフト１位・松井裕樹投手（１８）＝桐光学園＝が３１日、キャンプ地の久米島に到着。同部屋で、昨季新人王の則本昂大投手（２３）に、弟子入りすることを誓った。

　ゴールデンルーキーの初キャンプ。約２００人のファン、報道陣が久米島空港に待ち構える中、到着した。「待ちに待ったという気持ちもある」。新人９選手で、唯一の１軍スタート。１日には早速、ブルペン入りも予定している。「全力で腕を振りたい」。いきなり、星野監督へアピールだ。

　生活面では、昨年１５勝で、今季のエースとして期待される則本と同部屋。「去年は田中さんを見て僕は成長できた。今年は、僕がいい影響を与えられたら」と則本。早速「先輩より早めに行動すること」をたたき込んでいくつもりだ。

　松井裕も「１年目で活躍された方。寮の過ごし方、技術面も吸収したい」と、全てを学ぶ考え。「結果を残せるように、地道にアピールする」。金の卵の注目キャンプが始まる。