阪神 痛恨の逆転負けで1勝2敗 佐藤輝がバース以来の3戦連続打点も…再三の好機であと1本出ず 大山の復調がカギ

 「SMBC日本シリーズ2025、阪神1-2ソフトバンク」(28日、甲子園球場)

 阪神がソフトバンクに逆転負けを喫した。先発の才木が6回途中5安打2失点で1敗。一方、攻撃は六回に無死一、二塁、七回には1死三塁、八回には2死一、三塁と終盤は再三の同点機を作ったが、チャンスであと1本が出なかった。

 1勝1敗で迎えた第3戦は互いに譲らぬ接戦になった。先制したのは阪神。初回から主砲のバットが快音を響かせた。

 パ・リーグ最優秀防御率のモイネロに対し、1死から中野が一、二塁間を破る右前打。2死後に打席に立った佐藤輝が2ストライクから、高めに抜けたカーブをフルスイング。引っ張った打球が右翼・柳町の頭上を越えた。

 スタートを切っていた一塁走者の中野が先制の生還。阪神が難敵左腕の立ち上がりを攻め、佐藤輝は3試合連続打点となった。「打ったのはカーブ。初回に先制できたのはよかったと思います。良いスイングができたので、次の打席も頑張ります」。日本シリーズで第1戦から3試合連続打点は1985年・バース以来の快挙。流れを呼んだ。

 それでもパ・リーグの王者が底力を見せる。四回、ここまで好投を続けた先発・才木だったが、シリーズで打撃好調の山川に、バックスクリーン左に同点アーチを浴びる。さらに六回には1死二塁から柳町に右翼線を破られ、適時三塁打で勝ち越しを許した。続く山川に四球を与えたところで降板。救援した及川が1死一、三塁のピンチで、栗原を二ゴロ併殺に仕留めたが、リードを許す展開になった。

 勝ち越しを許した直後の六回には、先頭の森下がフルカウントから四球を選んで出塁。続く佐藤輝の4球目には、相手バッテリーの意表を突く二盗で得点圏に走者を進めた。ここでソフトバンクバッテリーはタイムを取った後、カウント3-1から申告敬遠を選択。4番が勝負を避けられると、4万1594人が詰めかけた超満員のスタンドは騒然。怒号も飛び交った。

 だが、ここまでシリーズで無安打が続く大山が浅い中飛に倒れると、熊谷の打席で藤川監督は代打・ヘルナンデスを起用。一打同点の場面だったが、投手ファウルフライに倒れた。2死から坂本が遊飛に抑えられ、絶好のチャンスを逃した。

 七回にも先頭・小幡が一ゴロ失策で出塁すると、続く高寺の打席でスタート。パスボールの間に一気に三塁を陥れた(記録は盗塁と捕手のパスボール)。1死三塁としたが、ここで近本、中野が連続三振に抑えられた。

 大山は八回は死球で出塁したが、ここまで3試合で11打数無安打。依然として打率・000と快音が響いていない。今季は不動の存在としてリーグ優勝を導き、打線の要を握る5番打者。チームの勝敗を左右するだけに復調が待たれる。

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