阪神・高寺 CSに向けて準備OK 秋風への対策も万全 内外野ユーティリティーでチームに貢献を

 阪神の高寺望夢内野手(22)が13日、CSファイナルSに向けてユーティリティープレーヤーぶりを発揮することを誓った。

 「(秋は風が)だいぶ違うと思うので、気を付けてやっていきたい」。本職は内野手。ただ今季は外野練習にも励み、後半戦は主に左翼守備に就くなど経験を重ねてきた。秋風も“守備範囲”だ。全体練習では外野フェンス際で捕球練習を繰り返し、シートノックでは中堅に入って汗を流した。

 CSは22年10月9日のファーストS・DeNA戦(横浜)でスタメン出場しており、短期決戦は経験済み。「前回は何も考えられないくらい緊張したけど、今回はちょっとずつ経験とかしていきながら。でもシーズン中と変わらず、(やってきたことを)続けていきたい」。フェニックス・リーグで実戦の準備も万全。やってきたことを出すだけだ。

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